（掲載日：2024/5/28）
名前は『里のなつ』だけど、春と秋が最適！
（株）武蔵野種苗園は、幅広い作型の中で、盛夏期前後の春と秋で特性を発揮する『里のなつ』を2024年3月より発売しました。
コマツナは、全国的に作付けが行われている品目で近年の作付面積は増加傾向にあります。しかし、昨今の異常気象の影響で、暑さは夏だけでなく、春も秋も夏のような気象条件に見舞われることが増えてきました。
新発売のコマツナ『里のなつ』は、高温期でも生育適性が高く極濃緑色で高品質、暑さによる生理障害であるチップバーンやカッピングの発生も少なく、急激な気温上昇にも適応することが期待できます。また、草姿も立性で根量も少ないため収穫調整が行いやすい品種です。根付き出荷にも最適です。
栽培のポイントは、まず春と秋で特性の確認をすること（2～4月まき、9～10月まき）、盛夏期（5～8月まき）は株間を広くとり株張り良く栽培する（＋1cmを意識）、抵抗性品種ではないので毎作白さび病の予防に努めることの3点です。
今回同時発売の夏用コマツナ「里まつり」の生育が緩慢になりやすい早春や秋に『里のなつ』を組み合わせると春～秋までスムーズな出荷が可能となり、幅広い作型でご利用いただけます。併せてご検討ください。
※第62回東京都野菜・花卉種苗改善審査会「夏まきコマツナ」の部 1等（農林水産大臣賞）
※第65回東京都野菜・花卉種苗改善審査会「春まき業務用コマツナ」の部 1等（農林水産大臣賞）
■コマツナ『里のなつ（ＭＳＸ－１２８８）』
希望小売価格（税込）： 2dl 5,940円 （2024年11月より 小袋20ml規格も販売します）
–お問合せ先–
株式会社武蔵野種苗園
〒171-0022 東京都豊島区南池袋１－２６－１０
TEL：０３－３９８６－０７１５
FAX：０３－３９８６－０７１６